2011年01月17日 / お料理とおばんざい
私の母校・京都文教短期大学で『食文化演習』の授業を担当しています。
日本の食文化・京都の食文化について、
講義・演習・実習をまじえ後期15回の授業です。
この日は、白味噌雑煮の実習です。
お雑煮の具は、小芋・頭芋・祝大根・丸餅。
白味噌雑煮に欠かせない食材です。
頭芋は「人の頭に立てるように立身出世」、
祝い大根は「地に根をはるようにしっかりと生きる」など、
食材それぞれに願いが込められています。
丸餅はゆでるのが本来なのですが、
今日は学生のみんなのリクエストで焼き餅にしました。
盛り付けてから削りかつおを盛って、美味しそう!!
利尻昆布のおだしと甘味のある白味噌の風味は京都のお正月ならでは。
京都の食文化の奥深さを伝えられたのではないかと思います。