2010年05月20日 / 着物
きょうの料理5月の収録では、若い頃に誂えた紅花染の袷を着ました。
紅花というても、うすい水色の紬織です。淡くてはんなり、けれども皐月に似合うすがすがしさもある長年お気に入りのもののひとつ。
八掛けは、黄いろみのかかった朱。袖口と歩いた時に裾からこの色がのぞきます。番組では割烹着なのでおみせできなくて残念。華やかな色目を身体の内に添わせると心が高揚して元気がわいてくるの、不思議です。
さて、来月は何を着ようかしらん。
公益財団法人奈良屋記念杉本家保存会事務局長、料理研究家。祇園祭のはれの行事食をはじめ、同家と京都に伝わる伝統食を継承している。
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